天切り松 闇がたり

今日は、最近の読書記録です。

天切り松闇がたり 第一巻  闇の花道・・・・・浅田次郎

大正時代の盗人、仕立て屋銀次の子分、目細の安吉の元で少年時代を過ごした、天切り松が、留置場で語る、イキな盗人達の物語。

目細の安吉の子分達は義賊なんです。みんな筋を通す江戸っ子で、盗みの手口も鮮やか。

５つの物語からなっているのですが、私は振袖おこんが山県有朋から金時計を盗む話が一番面白かったなぁ・・。

前回お江戸オフで歩いた、浅草や入谷、吉原が舞台で、オフの様子を思い出しながら読みました。

理由・・・・・・・・宮部みゆき

都心の超高層マンションで起きた殺人事件と、ベランダから落下した若い男。被害者はその部屋の住人ではなく、謎が謎を呼ぶ。

事件に係る人々の証言を元に、物語は少しづつ核心に近づいていきます。事件の謎はもちろん面白いのですが、事件の近くにいた家族達がリアルに描かれているところが、また面白い作品でした。

りんごは赤じゃない～正しいプライドの育て方・・・・山本美芽

離婚を期に、専業主婦から公立中学の美術教師になった、太田恵美子先生を取材して書かれた本です。桜桃さんのブログで紹介されていて興味を持ち、読んでみました。

絵を描く前に、その対象について徹底的に調べさせる太田先生。そのすばらしい授業を通して子供達は、物事を正確に見つめ、丹念な絵を描き、数々の賞を取りました。

カリスマ教師と言われた、その子供を成長させる力量はもちろんのこと、１人の女性としての彼女の生き方に、とても興味を持ちました。

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１週間程前、久しぶりに図書館へ行き、「天切り松」と「りんごは赤じゃない」を借りました。他にも数冊借りた上、気になっていた本をいろいろ予約してきたところ、「予約の本が来たから取りに来て」という図書館からのメールが次々と来て・・・・・今、返却日までに読みきれない量の本を抱えています。

図書館へ行くとついつい欲張って、借りすぎちゃうのよね～(゜゜；）バキッ＼（－－；近日中に読書日記がたくさん書けそうです。