チームバチスタの栄光
前回のブロクでは書ききれなかったので・・・今月の読書記録の続きです。
改めて書いてみると、自分でも「こんなに読んだのね~!」とびっくり!!乱読で感想をじっくり考える事はなかったのですが、読んだ本をブログに書こうと決めてから、少しだけ感想を考えながら、深く読むようになったかも・・・
ふとした事から同居する事になった男女5人。みな本来の自分と、同居を上手くいかせる為に都合の良い自分を使い分けて、それなりに仲良く暮らしていた。
5人それぞれを好きになりながら、読み進んだラスト、全てを破壊するような衝撃のシーンが・・・・読み終わってみると、とっても怖い小説でした。
有名な「自分の感受性くらい」など、心に残る詩がたくさん納められた詩集です。好きな詩はたくさんありましたが、「わたしが一番きれいだった時」の
だから決めた できれば長生きすることに
年とってから凄く美しい絵を描いたフランスのルオー爺さんのように、ね
という所が、なぜか一番好きな私です。
ネット上で性別を偽って親しくなった男女の物語。性別を変えると、逆に本来の自分に縛られず、ありのままの気持ちを出し合える二人。
仕事上の悩みなど、毎晩打ち明けあった二人がついに会う事になり・・・ハラハラドキドキしながら最後まで楽しめましたよ(*^o^*)
目覚めたら日本から忘れられた鎖国の島にいた青年。その島にはしゃべるかかしがいた・・・
伊坂独特の超シュールな物語。なぜか「とうぶつの森」のゲームの世界にもぐりこんだような気持ちで読みました。
輝かしい成功率を誇るバチスタチーム。しかし何例か立て続けに術中死亡が続いていた。
その謎を解明することになった不定愁訴外来の田口と、厚生労働省の白鳥。独特の雰囲気を持つ白鳥と、いい人の代表のような田口の掛け合いが面白い!!
この二人の登場する作品が他にもいくつか出ているようなので、さっそく図書館で予約しました♪
「誰か」の続編。逆玉の主人公がひょんなことから、毒殺事件を解決する。辛らつなうそで、周りの人々も自分も破壊してしまう恐ろしい元同僚、原田いずみ。彼女のような人が現実にいたら・・・・・怖い!
求めない。から始まるたくさんの言葉。詩。
老子の「足ルヲ知ルコトハ富ナリ」の思想に基ずく作者の言葉は、今あるものの大切さを、ジワジワと染み込むように、私たちに気づかせてくれます。
この本が流行っていた頃、立ち読みして「面白そう~」と思い、図書館で予約したのですが、すっかり忘れていました。この手の本は蔵書冊数が少ないので、なかなか順番が来ないのです。
書かれている事はどれも当たり前の事ばかりですが、その当たり前をキチンとする事が自分を高めるのね~
指を失った元ピアニストと脳に障害を持つピアノの天才少女。演奏のため訪れた脳外科病院付属センターで、彼らに不思議な現象が起こる・・・
東野圭吾の「秘密」に少しだけ設定が似ていますが、話は全然違う!!最後まで一気に読みました。
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コメント
Leafさん、こんにちは。
ブログへのコメントありがとうございます。とっても嬉しかったです♪
少し、元気になってきましたのでこれからもよろしくです♪
「茨木のり子」の自分の感受性くらい・・・って詩は私、大好きです。初めて聞いたときはちょっとびっくりしましたが・・・「キッパリ」も面白くてすぐ実践できそうなことが書いてありますよね。
投稿: drop | 2008年1月30日 (水) 13時56分
★dropさん♪
コメントありがとうございます。
>少し、元気になってきましたのでこれからもよろしくです♪
良かったです(*^o^*)
こちらこそ、宜しくお願いしますね!
茨木さんの詩は、強い意志のようなものが感じられて、背筋が伸びる気がしますよね。
「キッパリ」も元気をもらえました。「てんこぶポーズ」はまだ、実戦していませんが・・・
投稿: Leaf | 2008年2月 3日 (日) 21時00分